寒い季節に気をつけなければならないのが低体温症です。
特に屋外で飼われ、体力のない幼犬や痩せている高齢犬でしばしばみられます。
体の濡れた状態で寒いところに放置されると短時間でも急激に体温が低下します。
低体温症の症状
- 意識の低下や消失
- 呼吸がゆっくりになる
- 心拍数や血圧が低下する
- 沈鬱
- 元気がなくなる
低体温症の応急処置
体が濡れている時は、よく乾燥させてください。それからゆっくりと温めてあげてください。
お腹を中心とした体幹部を加温し、四肢末端が温かくなるまで続けましょう。
応急処置をしながら動物病院へ連れて行きましょう。
低体温症の予防
冬季や雨で濡れるような時は、屋外で飼っている犬は屋内に入れてあげましょう。
特に体力のない幼犬や高齢犬では注意が必要です。
また、冬季は寒さにより体重が減ることもありますので食餌量を増やすことも考慮してください。