私はペットとして猫を飼っており、一時期は最大20頭以上の多頭飼いをしていたこともあります。
これだけ色んな猫を飼ってると、様々なトラブルや病気に遭遇してきました。
そこで私なりに猫の健康の為に意識してる5つの事についてご紹介します。
フードの分量に気をつける
まず気を付けて欲しいのが、フードの分量です。
ペットってやや小太りの丸っとした状態が可愛らしいので、ついつい太らせちゃうんですよね。
それにペットは食事が大好きです。
ほとんどの場合、適正量では満足せずもっと欲しい!と訴えてくるでしょう。
愛するペットからご飯欲しい~とウルウルした瞳で見つめられたら、ついあげちゃうんですよね。
しかしこれはNGです。
私達人間も肥満状態が続けば、色々な成人病を発症してしまいます。
心を鬼にして与えないようにしましょう。
フードの種類に気をつける
フードでもう1点気を付けて欲しいのは、フードの種類です。
例えばペットを過食気味にさせ、太らせてしまう方はダイエット効果のあるペットフードがいいですよね。
私の飼ってる猫は毛玉がたまりやすいので、毛玉効果のあるフードを食べさせるようにしてます。
また、フードには対象年齢もあります。
成猫と一口でいっても、若い猫と年老いた猫では全然違いますからね。
自分の猫の年齢にあったもの、また意識したいポイントを考えてフードを選びましょう。
人間の食べ物は一切あげない
ペットの食事関係で一番のタブーは、人間の食べ物を与えることです。
人間の食事を与えると、カロリーオーバーになるのは当然として怖いのは塩分摂取過多です。
成人男性の一日の塩分摂取量目安は9gとされています。
平均的な体重の猫(4kg)の場合、3gです。
人間の食べ物って美味しく食べられるように味を濃くしてあります。
そんな食べ物を猫が食べれば塩分摂取過多となり、腎不全等の深刻な病気を引き起こしてしまいます。
私達がお菓子を食べてると、物欲しそうにニャ~と懐いてきますよね。
しかしこれはスルーし、何もあげないようにしてます。
トイレはコマメに掃除して清潔に
基本的にペットは清潔を好みます。
特に猫はキレイ好きで、排出した自分の糞に砂をかけ、周囲から見えないようにしたり臭わないようにします。
でもトイレに糞が沢山転がっていたら、臭いを消したり出来ませんよね。
汚いトイレで用を足すのって猫は相当ストレスに感じます。
このストレスから病気を発症したりするんですよね。
意外かもしれませんが猫は人間以上にストレスを感じますし、ストレスから膀胱炎や突発性尿路結石等の泌尿器系の病気を発症したりします。
私達人間ならトイレが汚くなったら掃除すればいいだけです。
でもペットの場合、自分でトイレ掃除は出来ません。
しかしペットはトイレを掃除して欲しい~なんて言えませんから、普段から私達飼い主が週数回おトイレの掃除してあげましょう。
トイレの場所に注意
トイレはコマメに掃除して清潔にしていても、これだけでは不十分。
トイレの設置場所はそれ以上に注意を払って下さい。
私達人間は文明社会で生活しており、日常的な生活をする中で命の危険に晒されることってほぼないですよね。
でも猫は違います。
人間に飼われれば相当安全な生活を送れますが、野良猫はどうでしょう。
周囲は危険だらけで弱肉強食の世界。
ちょっとした油断が命取りです。
ですので猫には安全に野生を生き抜く為の本能みたいなのが、まだ備わっています。
野生を生き抜く為に一番気をつけないといけないのがトイレです。
トイレをしてる最中は完全無防備ですし、背後から襲われたらひとたまりもありません。
こういった事情から猫はトイレをする際、相当な注意を払っています。
要するに安全に落ち着いてトイレを出来る場所を提供してあげなくてはなりません。
まず人があまり通らず、静かで落ち着ける場所を選びましょう。
私達人間だってトイレをしてる近くを歩かれるたら落ち着きませんからね。
次にニオイがこもらない場所です。
猫は自分の糞を砂で隠すほどのキレイ好きですが、ニオイもかなり重要なんです。
ですので風通しの良い場所がお勧めです。
ちなみに私はトイレをベランダに設置しています。
ベランダ用トイレって販売されていますので、これを購入し使っています。
ベランダだと風通しがよく、猫の糞はすぐに乾燥してニオイはしないように。
ベランダだと室内とは違う空間ですし、誰も近寄らず落ち着いてトイレが出来ます。
おかげでストレスを溜めずに安心してトイレ出来るんですよね。
上記の事柄を実践するようにしてから、猫の病気は激減しました。