フィラリア予防薬ミルベマイシンA錠とは

ミルベマイシンA錠は体重5~10kgの小型犬用のフィラリア予防及び消化器官内寄生虫駆除薬です。

 

フィラリアは蚊を媒介にして犬糸状虫に感染することによって引き起こされる犬の病気で、感染すると糸のように細長い犬糸状虫がリンパ節やリンパ管の中に寄生します。感染後9カ月ほどは発症しないのですが、その後突然に発熱し、下腿や鼠径部のリンパ管が炎症します。このような発作が1週間程度続き、繰り返すようになります。発見が遅れると死に至ることもあります。

 

年々フィラリアに感染する犬の数は減少しています。これはしっかりと予防をしているからだと考えられますが、全くゼロというわけではありません。

 

もし一夏全く予防をしなかった場合の感染率は30~40%程度、二夏予防しなければ89%程度、そして三夏経過で92%程度の感染率だと言われています。大切な愛犬のためには必ず予防を行うことが大切です。

 

ミルベマイシンA錠はどんなお薬ですか?

  • 犬のフィラリア(犬糸状虫)症の予防を行います。
  • 犬の消化器内に寄生する犬回虫・犬鉤虫・犬鞭虫を駆除します。
  • 有効成分ミルベマイシンオキシムが神経細胞や筋肉細胞における神経伝達作用に障害を引き起こし、寄生虫を死に至らせます。
  • 体重5~10kgの小型犬用のお薬です。体重10~20kgの中型犬用、体重20~40kgの大型犬用もございます。

 

ミルベマイシンA錠には有効成分にミルベマイシンオキシムが含有されており、犬糸状虫が寄生するのを防ぐことができるのと同時に、万一感染してしまった場合でも、それを綺麗に駆除することができます。

 

予防に関しては蚊の発生する1ヶ月後から終息の1ヶ月後まで毎月1回の経口投与をします。きちんと用法用量を守れば、フィラリア症の発症を100%予防することができます。また仮にお腹の中の寄生虫がいたとしても、ミルベマイシンA錠を服用することで一掃することでき、お腹の中をクリーンに保つことが出来ます。

 

他にもフィラリアの予防薬は販売されていますが、他の予防薬は複数の駆虫成分が配合されているため、犬の体に負担が大きくなってしまう傾向があります。またアレルギーを起こすこともあるので要注意です。その意味ではできるだけ愛犬の体に負担をかけたくないという方にミルベマイシンA錠はおすすめです。

 

ミルベマイシンA錠のご使用方法と用量

フィラリア症の予防
犬の体重5~10kgあたり、1錠を毎月1回、1ヵ月間隔で経口投与してください。

投薬期間は、蚊の発生から蚊の発生終息1ヵ月後までの期間になります。(ミルベマイシン オキシムとして体重1kg当たり0.25~0.5mg)

 

犬回虫、および犬鉤虫の駆除
犬の体重5~10kgあたり、1錠を1回経口投与してください。(ミルベマイシン オキシムとして体重1kg当たり0.25~0.5mg)

 

犬鞭虫の駆除
犬の体重2.5~5kgあたり、1錠を1回経口投与してください。(ミルベマイシン オキシムとして体重1kg当たり0.5~1.0mg)

 

ご使用上の注意

  • 必ず血液検査にてフィラリア感染の無いことを確認した上で与えてください。
    (フィラリアに感染したペットに投与すると、ショックを起こしたり死亡する可能性があります。)
  • 犬以外の動物に使用しないでください。
  • 投薬前に血液検査を行い、ミクロフィラリアがいないことを確認した後、投薬を行ってください。
  • コリー犬およびその系統の犬種は他の犬種に比べ、ミルベマイシンオキシム投薬の安全域が狭いため、用法・用量を必ず守ってください。
  • 投与後に下痢、元気消失、食欲不振、嘔吐、呼吸速迫、大静脈症候群など副作用が確認された場合、直ちに獣医師の診断を受けてください。

 

ミルベマイシンA錠はフィラリア予防だけでなく、犬回虫及や犬鉤虫などに感染したときの駆除薬としても使用することができます。 犬の体重5~10kgに対して、1回1錠を経口投与すれば完全に駆除することができます。

 

副作用としては、稀に下痢、軟便になることがあります。フィラリアに感染している犬に投与した場合は、元気消失や食欲不振、嘔吐、呼吸速迫、大静脈症候群等の副作用が発生する場合があります。何らかの副作用が認められた場合は、すぐに獣医師の診察を受ける必要があります。

 


ミルベマイシンA錠

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